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熊野市駅前校

みなさんこんにちは。

熊野市駅前校Ｐｒｉｎｃｉｐａｌの美ノ谷泰孝です。

2021年も色々ありましたが、残すところあと一カ月を切りました。

まだまだ課題の多い現世ですが、その現世での在り方を問い、

"今をイキイキと生きること"を実践していきたいものです。

さて皆さんはSDGsという言葉をご存知でしょうか？

SDGsとは「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略称です。

誰ひとり取り残されることなく、

人類が安定してこの地球で暮らし続けることができるように、

世界のさまざまな問題を整理し、解決に向けて具体的な目標を示したのが、

SDGs（持続可能な開発目標）です。

2015年に国連で採択され、国際社会は一致団結して、

2030年を目指してこの目標を達成しよう、と合意しました。

SDGsには、世界を変えるための17の目標があります。

あらゆる形の貧困を世の中からなくし、不平等とたたかい、気候変動に対処しながら、

「誰ひとり取り残さない」ための取り組みです。

2016年から本格的な取り組みが始まり、

先程も申し上げましたが、2030年を目標の達成期限にしています。

その１７の目標のひとつに

「貧困をなくそう」があります。

コロナ禍の中、様々な業種の人々が大打撃を受け、

苦しんでいます。

また学校の休校やアルバイトの収入減で居場所を失う学生がいる

など生活が変化しています。

中には生活の為に、違法な行為に手を染める人がいるなど、

世の中の一部が荒んでいます。

「貧困」をなくすためにはどうすればいいのでしょうか？

そのことを解決するヒントの一つに鎌倉時代に説かれた以下の言葉があります。

「一切の道俗　一時の世事を止めて　永劫の善苗を植えよ」

(まず何よりもこの世一時の俗事を止めて、心の種まきにいそしみ、永劫不変の善き苗を植え育てよう。)

現世に生きる我々が解釈するとなると

「私利私欲のためではなく、人間誰しもが誰かを想う気持ちの種を心に宿しておくことこそが未来のためになる」

ということになると思います。

「世間の人々の救いを求める声に応じてただちに救いの手を差しのべる」

このことを人間が実践できれば、課題の解決に繋がるはずです。

こんな世の中だからこそ、助け合いの精神を大切にしたいものです。

熊野市駅前校Ｐrincipal 美ノ谷泰孝