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熊野市駅前校

みなさんこんにちは。

熊野市駅前校Ｐrincipalの美ノ谷泰孝です。

9月に入りました。

気象庁が1日、

「観測史上最も早い」とされていた関東甲信地方などの梅雨明け時期について、

速報段階の「6月下旬」より約1カ月遅い「7月下旬」に確定したと発表しました。

「速報値」と「確定値」が変更されるケースは少なくありませんが、

ここまで広い範囲で大幅に変更されるのは初めてだと思います。

さらに、「確定値」では、北陸、東北南部、東北北部の梅雨明け時期については「特定できない」としています。　

7月中旬以降の天候不順の原因となった偏西風の蛇行をうまく予測できなかったことが、

梅雨明け時期が速報値と確定値とで大きく変わった原因と、気象庁は考えているみたいです。

人間の判断の難しさを実感した夏でした。

いくらコンピュータやＡＩが発達しても、それらを活用するのは人間です。

アメリカやヨーロッパの天気予報はそれらを活用して正確な予報を数週間前から出しているみたいですが、

油断は禁物。

ここは日本です。

予報はあくまで予報。

日本では自然災害が発端で命を落とす人が少なくないと思います。

テレビの天気予報で前日「晴れ」と言っていて、

それを鵜呑みにして傘を持たずに当日びしょぬれになって、

風邪をひいたり、増水した川に流されたりして

命を落とす人もいます。

また前日は「雨予報」なのに、当日は雲ひとつない青空で、

太陽の日差し対策を全くしておらず、

熱中症になる人もいます。

様々なメディアの送り手がいますが、

そこからご自分の頭で考え、判断することが大切です。

自然災害だけでは無く、誤報が原因で亡くなる人をこれ以上出してはいけません。

台風シーズンの9月。

気を抜くことなく、日々の生活を続けていきたいものです。

熊野市駅前校　Ｐrincipal 美ノ谷泰孝