健康な人であれ、病気の人であれ、本当にそう思います。
善をなして悪をなさない人はなおさらです。
仕事や家事、育児、介護、勉強、鍛錬…。すべて誰かのためになろうとする善です。
反対に悪とは故意に誰かに迷惑をかけること、また人や生き物などの心身を傷つけ、奪うことです。
それは自分の「生」の価値を下げます。そんなことをしなくても個々に価値は十分にあります。
気づかないだけで一生懸命生きている別の側面が必ずあるからです。
それがわかれば世の中はどんどん良くなっていくでしょう。
時には自分の存在を空しく思うこともあるでしょう。
しかし、この世に生を受けた以上、健康寿命をのばし、今日も明日も生きていかなくてはなりません。
誰も傷つけず、逆に誰かを助けながら、ともに生きてまいりましょう。
生きていれば、誰かに助けられ、誰かを救う機会が必ずきます。
この現実社会、すなわち私たちの今生きている世界には価値があるはずです。
熊野市駅前校Principal 美ノ谷泰孝