評定（内申点）の決まり方
１　評定（内申点）
評定　…各科目に５段階でつける「５・４・３・２・１」の評価の数値のこと
内申点…評定を使って計算される数字のこと。三重県では1・２年時のもの(90点満点)と、３年時の1月末までのもの(45点満点)の内申点が高校に提出されます。
⇒令和５年度三重県立高等学校入学者選抜各種様式等
（令和５年度三重県立高等学校入学者選抜　調査書）
5段階の評定は、観点別の評価で決定します。「知識及び技能」，「思考力，判断力，表現力等」，「学びに向かう力（主体的に学習に取り組む力），人間性等」の資質・能力の三つの柱となります。
⇒学習評価の在り方ハンドブック
（学習評価の在り方ハンドブックより）
２　通知表について（例）
各教科の評定を決めるために、教科ごとに①知識・技能②思考・判断・表現③主体的に学習に取り組む態度の3項目についてＡ～Ｃで評価され、それらを踏まえて内申点１～５の数字が決まります。
Ａ^〇～Ｃについては、授業内の活動・提出物・定期テストと直結しています。テストの答案用紙にもそれらの観点が詳細に書かれています。
さらにＡ～Ｃの評価には、Ａ^〇・Ａ・Ｂ・Ｃ^〇・Ｃがあります。Ａ評価をもらっていても、Ａだらけであれば、４になることがあり得ます。
ですから、どんな成績でも気を抜かずに毎回がんばりましょう！
ある中学校での評価基準例（四日市市内はA,B,Cのみの表記）

組み合わせ例	設定と基準
Ａ〇Ａ〇Ａ〇	5十分満足できると判断されるもののうち、特に程度の高いもの （15点～14点）
Ａ〇Ａ〇Ａ
Ａ〇Ａ〇Ｂ　Ａ〇ＡＡ　ＡＡＡ　Ａ〇Ａ〇Ｃ〇　Ａ〇ＡＣ〇	4 十分満足できると判断されるもの （13点～11点）
Ａ〇ＢＢ　ＡＡＢ
Ａ〇ＡＣ　ＡＡＣ〇　ＡＢＢ　ＡＡＣ	3 おおむね満足できると判断されるもの（10点～8点）
Ａ〇Ｃ〇Ｃ〇　ＢＢＢ　ＡＢＣ　ＢＢＣ〇
Ａ〇ＣＣ　ＡＣ〇Ｃ　ＢＢＣ　ＢＣ〇Ｃ〇	2 努力を要すると判断されるもの （7点～5点）
ＡＣＣ　ＢＣＣ
Ｃ〇ＣＣ　ＣＣＣ	1 一層努力を要すると判断されるもの （4点～3点）

３　授業と定期テスト
〇授業中の私語や友だちとの相談などはマイナスの評価になります。
〇提出物やノートは解き直し等も含め丁寧に行うことが大切です。
○定期テストは各学期に1～2回行われます。
○テスト期間：テスト実施日の一週間前のことで、基本的に部活も停止となり、勉強に集中する期間です。テスト範囲や提出物となるワークなどの範囲が発表されます。
○授業内の活動・提出物・定期テスト結果によって総合的に評定１～５の数字が決まります。各学期の終わりに三者懇談が行われ、そこで渡される「通知表」で、自分の成績がわかります。５が取れるように授業だけ真面目にしていても、テストが悪ければ評価されません。逆も当然あり得ます。授業もテストも頑張れた人が評価されて５になります。